2025/7/20 サークル訪問シリーズ⑳を公開しました。

サークル訪問シリーズ⑰

下呂手話サークル うさぎの森

Q
サークルを創立して、何年目を迎えますか?
A

昭和52年 森の会創立
平成11年4月 うさぎの会創立
平成26年4月 森の会とうさぎの会が合併し、下呂手話サークル うさぎの森となる。

Q
創立したきっかけを教えて下さい。
A

下呂の「森の会」は、旧下呂町にあった高校の教諭が、下呂に住むろう者を探し集めて、手話学習を始めたことがきっかけです。その方の名前の一文字をとって「森の会」となりました。
萩原町の「うさぎの会」は、全国でも鮎釣りで有名な川がある馬瀬村の民宿などで働く地元の女性5人が、全国から釣りに来るろう者と、もっとコミュニケーションがとりたいというおもてなしの心で手話を学ぶため、社協とともに立ち上げたのがきっかけです。
 この2つのサークルがひとつになるきっかけは、サークルに通うろう者も高齢となり、夜、下呂から萩原まで来ることが心配になってきたことと、2つのサークルの会員は、ほとんど同じメンバーでサークル同士仲が良かったこともあり、ひとつにまとまりました。名前も、両方の名前をまとめ、「うさぎの森」となりました。

Q
どのようなサークル活動をされていますか?
A

・第1・第3木曜日開催。
たくさんの会員が集まり、クイズやゲームを通して、手話を学び、ろう者と関わりを深めています。また、ろう者、健聴者ともに知識を深めるため、下呂市出前講座(災害・ごみの分別・介護についてなど)や法令講習会、県内のろう者の方を講師としてお招きした講演会など開催しています。出前講座は知識を深めることはもちろん、行政側にも聴覚障害について、知ってもらえる大切な機会にもなっています。

Q
現在のサークルで大切にしていること、またはモットーにされていることはございますか?
A

・手話を通し、みんなが楽しかった、次も行きたいと思い続けることができる雰囲気づくりを大切にしています。

Q
サークルとしての目標(方向性)はお持ちでしょうか?
A

・災害時など、手話を使って、気軽に声をかけることができるための手話の学習、幅広い知識の習得など、ろう者とともに学びを続けていく。

Q
サークルのPRをお願いします。
A

・サークル見学は、開催日であればいつでもOKです。手話未経験の方から、通訳士の方まで、レベルは違っても分け隔てなくろう者との交流ができるサークルです。

タイトルとURLをコピーしました