2025/3/9 サークル訪問シリーズ⑩を公開しました。

サークル訪問シリーズ⑩

養老手話サークル たつの会

活動の様子
Q
サークルを創立して、何年目を迎えますか?
A

平成4年4月に設立しました。

Q
創立したきっかけを教えて下さい。
A

前身「もみじの会」を引き継ぐ形で発足しました。当時サークル活動を軌道に乗せ、手話の指導にも尽力されたろう者 近藤道男さんのお陰で、一時3名まで会員が減るなど厳しい状況に陥ったものの、”解散すれば再発足は難しい”という強い思いに支えられ、活動を続けることができました。平成20年前後から講座修了者の入会が増え、現在に至っています。

Q
どのようなサークル活動をされていますか?
A

(1)通常の活動
①月2回 第1第3土曜日 午前9時半~12時
コミュニケーションを図るゲームや身体を使ってイメージを膨らませるゲームなどを取り入れ、楽しく活動する。
②毎週金曜日 午後7時半~9時
会員の中の数名が集まり、メンバーに合わせて単語や短文の手話表現など、時にはDVDを使って基礎的な学習をする。
(2)行事など
①お楽しみ会やお出掛け、交流会や学習会など。時には近隣のサークルに参加を呼び掛ける。
②町などの行事への参加協力
・芸能大会(手話歌)家族の絆 愛の詩(詩の手話表現)
・手話の出前講座(町民講師)

Q
現在のサークルで大切にしていること、またはモットーにされていることはございますか?
A

・ろう者の日常手話を覚えて使い、通じ合えわかり合える喜びを味わいたい。
・聴こえる世界に生きる自分の、意識の変化や視野の拡がりに対する気づきを楽しみたい。
・ろう会員が仲間として安心して参加でき、来てよかった、楽しかったと感じてもらえるよう、互いに認め合える関係を築きたい。

Q
サークルとしての目標(方向性)はお持ちでしょうか?
A

①楽しい活動の中で伝わりやすい豊かな手話表現を身に付け、手話でコミュニケーションがとれるようにする。
②学んだことを少しでも周りに拡げていけるようにする。

Q
サークルのPRをお願いします。
A

会員は町内外在住者20名程ですが、今年度は新人2名(1名は入会当時小6)が加わり、年齢層の巾がぐっと広がりました。ろう会員の内参加できる人は現在1名ですが、大きく心強い存在です。活動は課題作りから進行までの全てを月毎に交替で全員が受け持ちます。
ひとりひとりが主役となり、責任を持って主体的に活動する姿がたつの子の自慢だと思っています。また、一町民として舞台に立ち、手話歌や「愛の詩」の手話表現を披露する場を頂いています。手話への関心や理解が広がる機会になればと捉えています。そのために手話の世界を深く知り、豊かで確かな表現力を身に付けられるように、ゆっくりですが楽しく活動を続けます。

タイトルとURLをコピーしました