今年度より、役員が実際に活動されている手話サークルに訪問、見学させていただきサークル活動の”生”の情報をQ&A形式の記事としてお届けすることになりました。
今後、シリーズとして訪問が終わり次第、記事を投稿させていただきますので、サークルに加入を希望されている方の参考情報になれば幸いです。
大垣手話サークル
- Qサークルを創立して、何年目を迎えますか?
- A
今年で50年を迎えました。今度の1月で51年となります。
- Q創立したきっかけを教えて下さい。
- A
昭和49年12月、岐阜県手話奉仕員養成講座の受講生が、修了後も引き続き手話を学び通訳者としての活動を目指すために、修了者の多くが手話サークル結成を希望しました。
そして、翌年1月に大垣手話サークルが誕生しました。
初代代表として磯田和夫さんが会長を務めました。その後も引き続き、松居勲さんが講師となり指導にあたられました。
会場は、竹島会館という施設で、畳敷きの広間に集まって、手話学習や手話劇の練習に取り組んでいました。
- Qどのようなサークル活動をされていますか?
- A
毎週金曜日の夜7時から、大垣市福祉会館で、手話学習会を行っています。
手話は言語であるということを基に、手話歴、年齢、聞こえる聞こえない関係なく、みんなが楽しめるように工夫をしながら学習を進めています。また、手話によるゲームやクイズなどでもとても盛りあがっています。
学習会は手話が第一言語であるろう者主導で行っています。
また、福祉フェスティバルなどの外部の各行事への協力も行っています。
その他に、ボウリング大会やクリスマス会などのイベントも企画し、交流を楽しんでいます。
- Q現在のサークルで大切にしていること、またはモットーにされていることはございますか?
- A
まずは、長く楽しく手話に触れ続けていただくことを大切にしています。また、交流を通じて、聴覚障がい者の文化や手話への理解を深めていきたいです。そして、障がいの有無関係なく互いに尊重しあい、誰もが住み良い街作りを目指しています。
- Qサークルとしての目標(方向性)はお持ちでしょうか?
- A
今、会員が50名近くとなっており、年齢も10代〜70代と幅広くなっています。多様な年代が、それぞれの目的を持って、楽しく長く手話を続けていくこと、手話を第一言語とする聞こえない方が盛んに出入りすること、を目標としています。さらには、このような活動がきっかけとなり、誰もが住みよい街作りの一役となれるように、大垣市からたくさんの手話通訳者が生まれること、手話をする人が増える事を願います。
- QサークルのPRをお願いします。
- A
大垣手話サークルは、今年で創立50周年を迎えるサークルです。会員は10代〜70代と幅広く、学生や社会人、親子で参加されるなど、様々な方と手話による交流を楽しんでいます。毎年いろいろな企画もあります。
是非、大垣手話サークルに遊びに来てください!